どうもぼくです。
今回はカウボーイ・ビバップ第五話「堕天使たちのバラッド」を鑑賞した感想です。
ネタバレを含むので気を付けてくださいな。
そもそも”バラッド”ってなんだ?
バラッド(英: ballad)は、イギリスなどで伝承されてきた物語や寓意のある歌のことであり、通常は詩の語りや、語るような曲調を含む。過去の出来事についての韻文による歴史物語であり、武勇伝やロマンス・社会諷刺・政治がテーマとなるが、バラッドの内容はほとんど必然的に破局が訪れる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%89
wikiではこういう扱いで堕天使は堕落した天使を意味するのでしょうが、この作品中ではだれを指すのか?スパイクを指すのか、今回登場したビシャスを指すのかは定かではありませんが、お互いにお互いを堕天使だと思っているのでは?とも僕は考えており、バラッドの最後は必然的な破局が訪れるとのことでアニメラストにもつながってくるのかもしれませんね。
カウボーイ・ビバップ第五話「堕天使たちのバラッド」 あらすじ(ネタバレ)
スパイクがレッド・ドラゴンの構成員だった頃の恩人、マオに高額の賞金がかけられた。だがそれは、スパイク抹殺のための罠だった……。マオを殺し、罠を仕掛けたのはかつての相棒、ビシャス。今、二人の対決が幕を開ける! スパイク生涯の宿敵ビシャスが初登場。
https://cowboy-bebop.net/story/
今回はスパイクの過去に繋がるお話
レッドドラゴンというマフィアと敵対関係にあった組織が何かしらの取引で友好な関係を築こうとする最中にそのやりとりがあったメンバーが皆殺しにされる、マオと呼ばれる幹部が「スパイクさえ戻れば。。」と溢したことからスパイクがレッドドラゴンに所属していたことが判明。
シーンが変わり、スパイクとジェットは言い争いから始まり少し不穏な雰囲気からスタート。
どうやらスパイクが見つけた賞金首をジェットがちょっと待てよと言っている状態で、ジェットはどうにもスパイクの様子や賞金首に対して少し違和感を覚えているようで、スパイクの出発を止める様に呼び掛けるもスパイクは聞く耳を持たず飛び出してしまう。
そんな時にフェイが登場するも、タイミングは最悪で、スパイクに続きジェットも部屋を出た後にモニターから連絡が入る「ジェット、特ダネだ」と、抜け駆けしようとフェイも飛び出してしまう。
スパイクはマオとも面識があるアニーの元へ情報を集めに行く、死んだとされていたスパイクが戻ったことに嬉しいのか酒を煽るアニー、そんな中スパイクはマオについて尋ねると表情が一変するアニーの様子から察するスパイク、アニーはビシャスには関わらない方が良いと伝えるもスパイクに武器を用意してあげる、マオはスパイクがいなくなった後も部下たちにスパイクを探させていたようでスパイク自身も恩義を感じていたようです。仇討ちに向かおうとするスパイク
フェイは賞金首のマオが既に殺されていることを知らないのでノコノコととくダネに踊らされてて舞台会場へ足を運び潜入するも、すでにフェイ・ヴァレンタインであることはバレておりマオの死体を見させられたことで罠だと気づくも拘束され、人質になる。
ジェットは現場にでていないものの、情報を集め解析しマオが殺され、おそらく賞金首に仕立て上げられたのも何かしらの策略だと気づく、そのタイミングでビバップ号に戻り武器の調整などを行うスパイクに再度行くなと伝えるものの「渡世の仁義ってやつさ」と世話になったマオの仇討ちへ行くことを伝える、そこにフェイから通信が入り、人質になったことを伝えられるもジェットは「自業自得だ」とするものの、スパイクはビシャスの場所が知りたいスパイクはそのまま言われた場所へ向かう。
久々の再開らしいスパイクとビシャスは少しの語らいのあと人質のフェイを出してくるも、スパイクはそのままフェイを拘束していた男の眉間に弾丸をぶち込み開戦。
物量で押してくるビシャスたちを処理していくものの腹に一発貰い、そこからビシャスと戦闘になり窓ガラスから投げ落とされるスパイクと落とされる直前に手りゅう弾を投げ込まれたビシャスの痛み分けで戦闘は終わるものの、落下中にビシャスとスパイク、そして金髪の女性の過去を思い出すスパイクが描かれ、ビバップ号の中で包帯ぐるぐる巻きのスパイクが目が覚め膜は降りる、鼻歌の下手なフェイに殴られて
カウボーイ・ビバップ第五話「堕天使たちのバラッド」 ネタバレありの感想
いきなり気色の違う演出だったのでドキドキしながら観てました。
要約すると
スパイクが昔所属していた”レッドドラゴン”というマフィアの内部抗争の物語でしたね。
レッドドラゴンの穏健派の幹部、マオが敵対していた組織と友好な関係を築き抗争を終わらせようとしていたのだけれど、それが気に食わない(牙を抜かれた獅子のように感じられた)ビシャスによって友好関係を築こうとした双方を皆殺しにする、そしてビシャスはスパイクがマオに昔世話になっていたことを利用し、マオに敵対組織殺害の罪を擦り付ける形で懸賞金をかけることにし、スパイクをおびき出そうとする、スパイクは見事に引っ掛かりアニーに情報と助力を求めて尋ね、フェイは抜け駆けをしようと罠にかかり人質に、スパイクの独断行動に違和感を覚え止めるも止まらないスパイクに心配といらだつジェット。
スパイクとビシャスは回想シーンから見るにレッドドラゴン所属時は背中を預けあうほどの信頼関係だったみたいだけれど、女性が登場してから三角関係にでもなったのか拗れる結果的にスパイクは死んだされるほどの戦闘を行い、行方をくらませ賞金稼ぎとなった感じですかね。ビシャスも手りゅう弾程度では死にそうにないので今後の登場に期待です、声優さんも若本規夫さんですしね。
カウボーイ・ビバップ第五話「堕天使たちのバラッド」まとめ
カウボーイ・ビバップ第五話「堕天使たちのバラッド」を鑑賞した感想でした。
急にスパイクの過去についての物語だったので面喰いましたけど、やはりシリアスなシーンの山寺さん、楠さんが渋くてかっこいいですね。
得られた情報としては
- スパイクは以前マフィアのレッドドラゴンに所属していた
- 相棒のような存在のビシャスがいたが女絡みで決別、今は命を狙われる関係に
といったところですね。
カウボーイ・ビバップ第五話「堕天使たちのバラッド」に使われた音楽
作中に使われた音楽を調べたらこんな感じで出てきたのでまとめておきます。
また次回の更新をお楽しみに!