どうもぼくです。
今回はカウボーイ・ビバップ第10話「ガニメデ慕情」 を鑑賞した感想です。
ネタバレを含むので気を付けてくださいな。
カウボーイ・ビバップ第10話「ガニメデ慕情」 あらすじ(ネタバレ)
ある日突然、自分のもとから去って行った、かつての恋人アリサのことを昔馴染みから聞かされたジェットは、一人で故郷ガニメデに向かう。ガニメデに到着し、アリサと再会したジェットだったが、アリサには新たな恋人リントがいた。だが、リントは賞金首だったのだ……。
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今回はジェットの回
ジェットの故郷、ガニメデに確保した賞金首を引き渡しに来たスパイクたち。
どうやら古巣のジェットは考え事が多いようで様子がいつもと違う、茶化すフェイだったがガニメデ警察から通信が入りジェットの元同僚と連絡がつく形になり、近況報告ついでに元恋人アリサの居場所を聞かされることに。
ジェットはアリサの元へ行き、ジェットとフェイは賞金首の換金へ。
ジェットは教えられた店に行くもののそこには男とアリサがいた、男:リントはその場を去り、アリサはその男が今の恋人であることを伝える、ジェットは何故置手紙と懐中時計を置いて自分の元から去ったのか?を聞くもののはぐらかされてしまう、そしてあなたの時間は止まったままなのね、と
ソードフィッシュの手入れをしていたスパイクに通信が入る、どうやらジェットの相棒に用があったジェットの元同僚からで内容はまだ表に出ていない情報で、リントが先日賞金がかけられ、それをジェットに知らせたかったそうだ。スパイクはジェットが情で逃がす前(そうなってもならなくてもいい感じではあるが)にと自分で捕まえることに。
スパイクはすぐにアリサとリントが船で逃げるところを見つけ追跡する、そこに遭遇したジェットにスパイクは事情を説明、ジェットはこの星でのこのとは俺が処理すると伝える、恋人に未練はないとも
ジェットの執拗な追跡に座礁してしまう二人は銃をジェットに向ける、リントは逃げようとするもアリサはジェットの”正しさにつかれてしまったこと”を伝える、そのままその正しさにを背もたれに何も考えずに進む日々よりも間違っていても自分で考え進みたいことを伝える。リントはアリサが不況で作ってしまった借金の取り立てからアリサを守るためにリントが借金取りを撃ち殺してしまったことが二人の会話で判明する。
ジェットはリントに「お前が守れ」と伝え警察に引きわたす、おそらく撃ち殺してしまったことは正当防衛でなんとかなるだろうと添えて。
ジェットの止まった時間は進み始め、去り際に残された海中時計はガニメデの海に沈んでいった。
カウボーイ・ビバップ第10話「ガニメデ慕情」 ネタバレありの感想
ジェットの過去の色恋回でしたが、まあ渋いですよね。
作中少し気になったキーワードがありました。
浪花節とリップヴァンウィンクルですね。
浪花節を調べてみると
言動や考え方が義理人情を重んじ、通俗的で情緒的であるさま
とあり、なるほど確かに情緒的だなと思います。
あとは元同僚との会話で使われたリップヴァンウィンクル
『リップ・ヴァン・ウィンクル』(Rip Van Winkle) は「時代遅れの人」「眠ってばかりいる人」を意味する慣用句・普通名詞
とのことでジェットを指し使っていながらもジェットからはその例えが古すぎると突っ込まれてましたね。なんだかんだそんな感じで冗談の言い合える古い友人って貴重な気がします。
さて、色恋とはいえ少しセピアな物語でした、別れた恋人に別れた理由を尋ねるというのは野暮なようで気になるところでもありますよね、更に元恋人には今別の男がいる上にそれが自分が捕まえるべき賞金首だなんてよくある話ではあるもののジェットの情緒おかしなってしまうわって感じでした。
カウボーイ・ビバップ第10話「ガニメデ慕情」 まとめ
カウボーイ・ビバップ第10話「ガニメデ慕情」を鑑賞した感想でした。
ジェットの過去を振り返る回であんまりフェイやスパイクが活躍する回ではなかったものの、中々いい話だったなあなんて思います。
得られた情報としては
- フェイは昔の男を忘れる
- スパイクは忘れない女を知っている
- ジェットは噛みついても離すブラックドッグだった
といったところですね。
カウボーイ・ビバップ第10話「ガニメデ慕情」 に使われた音楽
作中使われたわけではないのですが、慕情を調べていると参考にされたのかな?なんて思える曲と出会えたので貼っておきます。
また次回の更新をお楽しみに!