[映画]カウボーイ・ビバップ 天国の扉を鑑賞[ネタバレ感想]

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どうもぼくです。

今回は映画カウボーイ・ビバップ「天国の扉」を鑑賞した感想です。

ネタバレを含むので気を付けてくださいな。

カウボーイ・ビバップ
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カウボーイ・ビバップ「天国の扉」あらすじ(ネタバレ)

2071年、ハロウィンを目前にした火星のクレーター都市アルバシティー。その高速道路でタンクローリーが突如爆発炎上した。事故発生現場周辺に居合わせた人々は原因不明の症状を訴えて次々と倒れていき、事件の死傷者は400人を上まわる大惨事になった。苦しみながら次々と死んでいく被害者を見た警察は、正体不明の生物兵器を使用したテロの可能性を示唆する。火星政府はこれを受け、犯人に史上最高の3億ウーロンという巨額の懸賞金をかけることを発表した。別件で盗難カードの使用情報からハッカー、リー・サムソンを追っていたフェイが偶然この事件に出くわして現場を撮影すると、そこには手の甲に入れ墨がある男が映っていた。3億ウーロンを手に入れるため、「ビバップ」の乗組員たちはその男を探し始める。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%97

今回は22話「カウボーイ・ファンク」と23話「ブレイン・スクラッチ」の間の物語。フェイやエドと地球で別れる手前の物語のようです。

ざっと内容のネタバレをすると

フェイとエドが軽い気持ちで追いだしたハッカーのリー・サムソンという男を追いかけていると今回の大量殺人の犯人であるヴィンセント・ボラージュのテロに遭遇する、フェイの戦闘機の映像から手に入れ墨が入った男の顔などの情報を得たスパイクたち。

スパイクはウィルスの情報を得に裏の町・モロッカン・ストリートへ行き、謎の男ラシードと出会い、情報を得ることに成功、スパイクは得た情報から怪しい製薬会社へ潜入するもそこでエレクトラ・オヴィロゥという製薬会社で暗躍する女と出会い戦闘になり辛くも逃走、様々な情報を得てビバップ号に帰還。

フェイとエドもヴィンセントの情報を追いかけるもフェイが捕まってしまいテロに使われた兵器で死にかけるもヴィンセントのキスによって救われるも拘束され身動きが取れない状態になる。

さて、ここでヴィンセントという男について簡単に解説

ヴィンセントは火星軍特殊部隊(証として手の入れ墨をいれるみたい)の軍人タイタンで戦争に参加するも殉死したということになっているがナノマシンの実験体として扱われデータを取られていた被検体、アンチナノマシンというものを体に埋め込まれており、おかげで彼はナノマシンに対しての免疫のようなものがあった、皮肉にも彼はナノマシンのせいで記憶を失っており、夢の中を生きているような感覚から「この世は夢なんじゃないか?現実に目覚めるには世界を壊すしかないんじゃないか?」と思うようになり、自分を非検体として実験をしていた製薬会社から”何の痕跡も残さずに人を殺せるリンパ球菌に酷似したナノマシン”による全人類の滅亡を目論む男。

ヴィンセントはアンチナノマシンを持っているが、それを分け与えることもできてそれがキスであったりなどのおそらく体液を分け与えることで譲渡することができる模様。

ヴィンセントには二人の協力者がいて、独りはリー・サムソンというハッカーでヴィンセントが警察などを出し抜くために利用していたが用済みとなったらすぐに殺害、更にもう一人はハロウィンのカボチャに細工を仕掛けるためにもう一人いましたが、それも殺害。ヴィンセントは使えるものは使い、そして処理して最終目標である全人類の滅亡(夢から覚める、夢を壊す)を実行しようとする。

計画は、ハロウィン当日に催される祭りの巨大な風船に爆弾と殺人ナノマシン(今回のは無限に増殖するタイプらしい)を詰め込み爆破し人を殺めていくというもの。

そんな計画を知ったフェイは自力で脱出しスパイクたちと情報を共有し、雨を降らせナノマシンの蔓延速度を遅らせ、何故かアンチナノマシンを持つエレクトラの血液を培養しハロウィンの町にプロペラ機で散布することで町中とその周囲のものにアンチナノマシンを付与しヴィンセントの計画を阻む。

ヴィンセントは計画実行をするのに景観の言い塔の上でスパイクを待ち構え、二人の夢の中を生きる男の殴り合いの末、ヴィンセントが辛くも勝利を掴みかけたところ、エレクトラが登場し、ヴィンセントを撃つ。

ヴィンセントは最後の最後にエレクトラが記憶をなくす前の大切な女性であったことを思い出し、夢から覚める。

カウボーイ・ビバップ「天国の扉」ネタバレありの感想

さて、”30分の映画を作る”意気込みで制作されていたアニメのカウボーイ・ビバップが映画になったとこいうことでこれは観ねばな、と思いサブスクを探したんですけど全然無くてびっくりしました。

最終的にはネットでDVDを購入し、鑑賞したんですけど感動を覚えますね。

特に音楽の使い方や使われている音楽がカウボーイ・ビバップって感じがしてすごくよかった。街並みや人の様子など存在しない火星の市場やパリを思わせる雰囲気の街並みであったり描写も綺麗だし、言うことなしかな。

ヴィンセントは戦争で死にかけのところをアンチナノマシンの実験体として扱われ、その際に記憶を無くしており、そこから夢を見ているような感覚になっており、現実感が無い故に余裕だし、殺人などにも抵抗が無いという感じでした、面白かったのは蝶が見えるという描写、要するに胡蝶の夢なわけですよね、これはスパイクにも言えることで本編のネタバレにもなりますが、彼もまた最愛の女性に裏切られたことから一人になり夢の中にいるような生き方をしてるんですね。

二人の夢見る男が相対し、諭すわけですね、お前もう目が覚めてるんだろ?目を開けるのが怖いだけだろ?って

このやりとりは面白かったな。

ちょっと名言みたいなのもあって、スパイクがウィルスについて調べている際にモロッカン・ストリートでラシードと話している時に

ラシード「嫁が不貞をしているときにはこの豆をたべさせればいい」

スパイク「嫁なんていないよ」

ラシード「そうか、それは幸せなことだね」

というやり取りがあまりにもカウボーイ・ビバップらしく感じられてよかった。

カウボーイ・ビバップ「天国の扉」まとめ

カウボーイ・ビバップ「天国の扉」を鑑賞した感想でした。

得られた情報としては

  1. カウボーイ・ビバップは最高

最後に山寺さんのインタビューを置いておきます。

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